教育部は12日、海外に在住する中國人留學(xué)生に対し、気軽に他人から依頼を受けた物品を攜帯して入國し、薬物販売分子に利用されないよう警告した。
先ごろ、マレーシア在住の中國人女子留學(xué)生2人が他人に依頼を受けて攜帯した手荷物の中に薬物が隠されていたことが判明、入國時(shí)に中國稅関の摘発を受け、刑事拘留された。
これに対し教育部の関連責(zé)任者は、犯罪分子は自己防衛(wèi)意識が弱く、警戒心に欠ける留學(xué)生をしばしば利用し、國內(nèi)外で話しかけたり、友人になるなどの方法で當(dāng)事者に接近、一部の犯罪分子は生活上、學(xué)習(xí)上の困難を手助けすることで、徐々に信頼関係と好感を得て、「物品攜帯入國の手助け」を要求、あるいは往復(fù)航空券、宿泊費(fèi)、高額報(bào)酬を提供する場合もあると指摘する。攜帯を依頼された物品が薬物であるとわかり、違法犯罪行為であると認(rèn)識していながら、利益の誘惑に負(fù)けて自ら冒険に挑む學(xué)生もいる。
この種の事件の再発を防止すべく、教育部は在外中國人留學(xué)生に対し、法律を厳格に遵守し、帰國入國時(shí)に不用意に他人の攜帯物品を持ち込まず、高額報(bào)酬が約束されている攜帯物品についてはさらに警戒を高め、拒絶するよう求めている。やむを得ず他人の物品を攜帯して入國しなければならない場合は、まず狀況と物品の中身を確認(rèn)し、入國時(shí)に法に基づき事実を申告する。また、在外留學(xué)生は友人関係を結(jié)ぶ際に慎重になることを心がけ、わずかな利益のために他人に利用されないよう警告している。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年8月13日 |