メディアの上海萬博への取材申請が殺到している。7日現在、上海萬博メディア登録センターはメディア関係者1萬3千人近くの申請を受理、うち海外(香港?マカオ?臺灣を含む)メディア関係者は589社、約3500人となっている。
上海萬博プレスセンターの初めての記者発表會が7日行われた。同センターの宋超?主任によると、萬博期間中、メディアサービスは主に、プレスセンター、國際放送センター(IBC)、浦西サブプレスセンター、メディア登録センターで提供される。4カ所共に既に竣工済み。
5月1日の萬博開幕前後の報道に対し、獨テレビ局1社、日本のNHK、テレビ東京など海外大手テレビ局10數社がすでに申請を行い、萬博會場からの生中継を要望している。ロイターは今月30日夜に行われる開幕式の生中継を申請した。
萬博開幕後、上海萬博プレスセンターは會期スケジュールに基づき、基本的に毎週、記者発表を行う。また國內外メディアに上海の経済や社會に関する情報を提供するため、推奨地點85カ所を含む8本の「中國を読み解く」コースを紹介、上海の環境保護、省エネ?排ガス削減、社會保障、歴史景観の保護、人口と発展、クリエイティブ産業の発展などについて國內外の記者が現場で取材できるようになっている。
上海萬博メディア記者登録は新聞記者、カメラマン、リポーター、技術スタッフの4種に分けられ、取材証には一般的なものと長期、臨時の3種ある。メディア登録取材証は今月26日午前9時から順次発行される予定。
萬博試験運営期間中の取材の可否について宋超?主任は、試験運営期間は原則的に非公開で、いかなる取材も受け付けることはないとし、多くのパビリオンの內裝工事の進捗狀況が異なることや、多くのパビリオンが事前公開を望んでいないことを理由に挙げた。しかし宋超?主任によると、試験運営期間中に1日、一部國內外メディアを會場內に招き、プレスセンターでの取材に応じるべく調整を進めているという。
「人民網日本語版」2010年4月8日