北京の衛生部門は13日、「2009年度保健と健康狀況に関する報告」を発表した。これは、新中國成立して以來、北京市が始めて発表した健康白書である。
この報告によると、北京戸籍保有者で65歳以上の人口は168.8萬人となり、全人口の13.6%を占めている。
國連のユネスコは、60歳以上の人口が國や地域の総人口の10%以上を占めるか、または、65歳以上の人口數が総人口の7%以上を占める場合、その國や地域は高齢化社會であることを定めており、これに基づき、北京は高齢化社會に入ったことになる。
また健康狀況について、伝染病がこれまでの死亡原因のトップとなっていたのか10位に下がった。代わりに、半分以上の中高齢者は高血圧にをわずらっている狀態である。また、児童の間ではトラコーマや回蟲病の発病率がかなり下がり、青少年の身長成長速度は體重の増加速度には及びない。
この報告は8の部分からなっていて、出生や死亡、慢性病や伝染病の発病、身體障害や精神疾患、児童や青少年の健康、醫療保健サービス、公共衛生などに対してデータを掲載し、分析を行ったりしている。
「中國國際放送局 日本語部」より2010年5月14日