臺灣海峽両岸の退役將校約40人が24日午後、中山陵に共同で拝謁した。黃埔軍事學校同窓會の林上元會長が拝謁式を主宰、臺灣の黃幸強上將と大陸部の銭樹根上將がそれぞれ、両岸の退役將校を代表して孫中山の座像前に花輪を獻上した。
両岸の退役將校が中山陵に共同で拝謁するのは、今回が初めて。
両岸の退役將校は今回、第2回「黃埔情?中評杯」両岸退役將校招待ゴルフ大會への參加で南京に集まった。拝謁式が終了した後、臺灣の黃幸強?元將校は、「今回の共同拝謁で、両岸の退役將校の間に連帯感が生まれた。我々の交流活動がきっかけとなって、両岸の現役軍人の交流が実現する日も近いだろう。これは、両岸にとって極めて意義深い活動だ」と話した。
黃元將校はまた、今回の共同拝謁について、「孫中山先生は中華民族の英雄だ。孫中山先生が中華民國を創立したことで、それまで分散狀態だった中華民族の統一が始まった。両岸は今もなお、分裂狀態にある。我々は、平和的な形で両岸の統一を果たし、孫中山先生の初志を達成しなければならない」と続けた。
「人民網日本語版」2010年5月25日