ワールドカップ南アフリカ大會の開幕が目前に迫っているが、現地の安全問題が人々の憂慮を招いている。9日、安徽省からワールドカップ取材のために現地を訪れていた中國人記者4人が強盜被害に遭い、カメラと現金が奪われた。「新京報」が伝えた。
記者4人は、取材中に強盜に遭ったという。安徽の某メディアからヨハネスブルグに取材に來ていた4人は、車で移動中だった。現地には公共交通機関がほぼ皆無であることから、現地に取材に來ているほとんどの記者は、便利さと安全性を考慮して、取材にハイヤーを利用している。しかしこの日、4人が乗った車が路上で停止した際、武器を持った數名の黒人が無理やり窓を開け、車のドアを開けるよう彼らを脅した。
4人は止むを得ずドアを開けた。ドア近くの座席に座っていた1人が脅され、持っていた少額の現金が奪われた。殘念ながら、取材用カメラも難を逃れることはできず、強盜の手に渡った。このカメラは約1萬元相當という。
安徽省の記者4人以外に、北京から取材に來ていた記者1人が黒人密集區で強盜被害に遭ったという未確認情報もある。
「人民網日本語版」2010年6月10日