WHO(世界保健機関)の「たばこ規(guī)制枠組み條約」が中國で発効後4年が経過したが、國內(nèi)のたばこ規(guī)制は、依然として厳しい狀況に置かれている。12日、「南昌市受動喫煙防止條例(草案)」がほぼ完成、近く立法部門で審議されることが明らかになった。同條例が審議通過すれば、中國大陸部で初めて、広範(fàn)囲を?qū)澫螭趣筏渴軇訂藷煼乐工碎vする地方法規(guī)が誕生する。

中國政府は2003年、タバコ流行の規(guī)制を目的として、ＷＨＯ「たばこ規(guī)制枠組み條約」を締約、2006年1月に発効した。「條約」と実施準(zhǔn)則によると、締約國は、公衆(zhòng)がたばこによる害にさらされることを防止するための法律を制定し、條約発効後5年以內(nèi)に、公共スペースの全面禁煙を?qū)g現(xiàn)させなければならない。

以上から、中國は2011年1月9日までに公共スペースでの全面禁煙を?qū)g現(xiàn)させなければならず、あと半年も殘っていない。しかし、中國のたばこ規(guī)制狀況は、この目標(biāo)とは程遠(yuǎn)いのが現(xiàn)狀だ。ＷＨＯが発表した「各國のたばこ規(guī)制取り組み狀況チェックシート」によると、中國は10點満點中わずか1點と、他の締約國に後れをとっている。

中國疾病予防控制センターの資料によると、中國は依然、世界最大のタバコ生産?消費國。2009年の巻きたばこ生産量は2兆2908億6千萬本、年消費総量は世界全體の3分の1以上に達(dá)した。國內(nèi)の喫煙者は3億5千萬人、受動喫煙者は5億4千萬人、喫煙による死者は年間100萬人を上回り、エイズ、結(jié)核、交通事故、自殺による死者総數(shù)より多い。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年8月13日