健常者は手でマウスを操作し、クリックすることができるが、腕に障害のある人はどのようにしてマウスを操作し、インターネットを楽しむのだろうか。このほど、南京理工大學の數人の學生が、奇想天外な「足の裏」マウスを発明した。それは足の裏でマウスを操作するもので、「踏浪」と名付けられた。
「踏浪」マウスは、一見したところ、青い波の模様がある大きなスリッパだ。同大學の「踏浪チーム」の學友たちの紹介によると、「スリッパ」を履き、前の方の足裏で踏むことが左のクリックに相當し、かかとの方で踏むことが右クリックに相當する。足裏でこすることでネットサーフィン等ができるとのことだ。
「踏浪チーム」のキャプテンの南京理工大學機械工程學院器械科學?技術學部の李雲龍さんは、「チームには5人のメンバーがいる。ずっと構想を練りつづけ、考えを持ち寄り検討し、ネット上からもいろいろな資料を引き出し、最終的に今年4月に「踏浪マウス」の企畫を確定した。続いて、メンバーはすぐに電気回路の設計に著手し、PCBを加工し、プログラムをデバッグし???」と説明する。
「踏浪」マウスは、第4回アメリカニューカップ中國MEMSセンサーアプリケーション大會の江蘇、安徽地區大會選抜選で一等賞を獲得し、間もなく全國大會の総決勝のチャンピオン爭奪戦に出場する予定とのことだ。
「人民網日本語版」2010年10月15日