衰退から救う「最後の切り札」になるか
あるアナリストは。英國は引き締め政策で膨大な財(cái)政赤字を抑えようとしているが、皇室の結(jié)婚式はイギリス人に自信を與えるチャンスとなり、旅行業(yè)から記念品業(yè)まで収益が大幅に増えるだろうと分析。キャメロン首相も今回のこの婚約を「驚くほど興奮するニュース」と語っている。
今回の結(jié)婚式はイギリスに10億ポンド(約1300億円)の収入をもたらすとされており、アナリストは、経済が低迷するイギリスは「最後の切り札を出す」時(shí)期になったと指摘する。
1981年にチャールズ皇太子とダイアナ妃が挙式した時(shí)も不景気に陥っていたイギリス。當(dāng)時(shí)のサッチャー首相は3年間をかけ、皇室の結(jié)婚式を利用してイギリス経済を回復(fù)に導(dǎo)いた。キャメロン首相も同じようなことを考えているのかもしれない。
旅行業(yè)を刺激
イギリスの大手小売業(yè)のアズダは、5ポンド(約670円)の「婚約記念カップ」を発売した。また結(jié)婚式の日取りが決まれば、すぐにでも生産を開始するという高級磁器メーカーもある。
記念品のほかにも、海外の観光客をイギリスに引き付ける要素にもなる。皇室と関連のある観光スポットは、年間5億ポンド(約670億円)の観光収入を上げており、今回の結(jié)婚式でその額はさらに向上するだろう。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2010年11月19日