駐フィリピン中國大使館の王賁?警務(wù)連絡(luò)官は4日、中國人乗組員の乗った貨物船が3日午後、フィリピン近くの海域で沈沒したことが確認(rèn)され、海峽両岸の関連部門が共同で救助活動(dòng)にあたっていると明かした。新華社のウェブサイト「新華網(wǎng)」が伝えた。
フィリピン警察は4日、中國人乗組員24人が乗ったパナマ籍貨物船「Hongwei」號(hào)が現(xiàn)地時(shí)間3日午後3時(shí)22分ごろ、フィリピン北部の海域で沈沒、14人は救助されたが、殘る10人が行方不明であると発表した。
貨物船の沈沒現(xiàn)場は、フィリピン最北部のバタネス州イトバヤット(Itbayat)島から約120海里離れた海域で、沈沒した原因や貨物船の出港地?目的地などはまだ明らかになっていない。
事件発生後、近くを通った船と中國?臺(tái)灣地區(qū)海巡部門が船上にいた12人と海に落ちた2人の乗組員を救助した。臺(tái)灣の海峽部門は、3隻以上の船舶で行方不明となった10人を捜索中。
フィリピン警察側(cè)によると、中國大陸部から派遣された救助船も、事件発生海域で行方不明者の捜索に全力を盡くしているという。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年12月6日