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カプセルマンションの発明者が施設全體を無償で譲渡

カプセルマンションの発明者が施設全體を無償で譲渡。

タグ: カプセルマンション,譲渡

発信時間: 2010-12-30 14:34:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 10萬元を投じて9カ月かけて改造されたカプセルマンションだが、オーナーの黃日新さんがその経営から手を引くことを明らかにした。黃さんは昨日、カプセルマンションの全ての施設を無償で譲渡すると表明した。

 石景山麻峪東街8號院のカプセルマンションでは28日午後、黃日新さんが資料を整理していた。暖房がないため、部屋の中は寒く感じられた。黃さんは今年3月28日にメディアが初めて報じたカプセルマンションの報道や、様々な集団賃貸の政策に関する報道を全て探し出してきた。

 「あと3日で私は79歳だ。もう『カプセルマンション』を経営する気力はない。」

 黃さんによると、カプセルマンションはメディアで集中的に報道されて認知され、9カ月間継続してきた。2代目と3代目の「カプセル」を建設するために黃さんは自分と妻の2年の年金に相當する10萬元を投じてきた。この9カ月の間にあるディベロッパーが黃さんをたずね、協力について交渉したが、政策面での支援が得られなかったため、最終的に投資はまとまらなかった。

 3代目のカプセルマンションは來年1月25日には賃貸期限を迎え、黃さんはもはやそれ以上経営を続ける気力がないという。「私は無償で譲渡する準備を進めている。」黃さんは協定書を作成し、カプセルマンション內の全ての施設を無償で譲渡し、都市の流動人口の居住に役立てたいとしている。

 黃さんによると、カプセルマンションに関心を持った學者が引き取りを検討しているが、まだ確定していないという。黃さんは28日午後、政府の関連部門にカプセルマンションの寄贈を申し出たが、受け入れられなかった。「私は引き継いでくれる人を探してゆく」と黃さんは述べている。

 黃さんはカプセルマンションを経営したいと考える法人が引き継いでくれることを希望している。3代目のカプセルマンション設備を無償で譲渡した後、黃さんは引き続きカプセルマンションの使用狀況を監督する考えだが、再び自ら投資することはないという。

 「人民網日本語版」2010年12月30日

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