米國東北部のボストンで先ごろ、ペットの貓が陪審員に選ばれるというハプニングが発生した。飼い主が説明したものの、貓を指名した裁判所は意向を変えなかったという。
この貓の名前はサール、飼い主はガイさんとアンナさん夫妻だ。夫妻は現(xiàn)地の裁判所からサールを陪審員に指定する召喚狀を受け取った後、すぐにサールが貓であり、英語の読み書きもできないことを書面で連絡し、また獣醫(yī)の証明書も同封した。しかし裁判所は依然としてサールに3月23日に行われる審理への參加を求めている。
2010年に米國で國勢調(diào)査が行われた際に、夫妻がサールの名前を「同居人」の欄にある「ペット」の中に記名したことが間違いの原因と見られる。アンナさんは取材に答えて「もしサールが被告は有罪か無罪かと問われたら、きっと『ニャー』と鳴くのではないでしょうか」と語っている。
アンナさんはまた「私たちはずっとサールを家族の一員と見なしてきたので、國勢調(diào)査の時にも同居人のペットの欄に記入しました。裁判所が間違えたのは間違いないです」と語り、ガイさんは「サールは私のひざに座って一緒に推理ドラマを見るのが好きですが、陪審員をつとめる資格はありませんよ」と話している。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年1月20日