オーストラリアのギプスランド湖で泳いでいる人の體を染める夜光蟲の光
イギリスのメディアは28日、34歳のオーストラリア人カメラマンのフィル?ハート氏が最近、オーストラリアのビクトリア州にあるギプスランド湖で不思議な寫真を撮影したと報道した。湖面は蛍光塗料をぶちまけたように青い光を放ち、この湖で泳ぐと「放射性塗料」で健康を害するのではないかと心配されている。もちろんこのような景観を見るだけで楽しく、夢のようでめったに見られない。
報道によると、この光は生物発光で、湖に生息する微生物の夜光蟲が出している光だという。いつもだとこの光ははっきり見えず気づかれることもないが、この湖に生息する夜光蟲は他の湖に比べてはるかに多いことから、こうした現象が現れたという。夜光蟲が増殖したのは、洪水と森林火災により多くの栄養物質が湖に入り、藻類の発育を促進したためだ。