臺灣教育部は9日、2011年度大學?大學院の大陸部學生募集定員枠を発表した。これによると、臺灣は今年、2千人の學生を大陸部から募集する計畫だ。募集學生數を大學別で見ると、逢甲大學が74人でトップ、臺灣大學が73人で続いている。中國新聞社のウェブサイト「中新網」が伝えた。
臺灣教育部擔當者によると、大陸部學生を募集するのは、普通大學67校(募集數1123人)と技術職業校65校(募集數877人)で、計2千人という。公立?私立別募集數は、公立校が477人、私立校1523人。過程別では、學部生1361人、修士課程學生557人、博士過程學生82人。
大陸部學生募集枠の発表と同時に、各大學も學生募集の準備をスタートさせた。臺灣大學は、募集定員の決定後、大陸部學生募集連合委員會の設立を待ち、學生募集?広報関連業務および詳細を確認し、関連業務のタイムスケジュールを策定する。
世新大學の頼鼎銘學長は、「大陸部學生の募集は、各大學にとって初めてのことであり、教育部が定めた枠通りに、學生を集めることができるかどうかは定かでない。各大學が孤軍奮闘する代わりに、教育部が、重點都市で大學展を開催するなどして、大陸部學生募集の音頭をとってほしい」と語った。
募集定員が最も多い逢甲大學の張保隆學長は、「本學は、大陸部の姉妹大學約100校から交換留學生を受け入れた実績があり、大陸學生へのPRには大きな自信があり、本學の多元化発展や良好な雰囲気作りにもプラスになると確信している」と話す。奨學金については、現地臺灣企業から賛助を得て、卒業後には臺灣で臺灣企業に就職する條件のもと、1人1學期あたり最高10萬新臺灣ドルの奨學金を付與する予定という。
「人民網日本語版」2011年2月10日