中國共産黨中央対外宣伝弁公室が28日に行った文化體制改革深化記者発表會によると、中國の映畫制作數は2003年の100作以下から昨年には526作となり、世界3番目の映畫制作大國に、またテレビドラマでは世界で首位となり、映畫興行収入は6年連続で30%以上の伸びを記録している。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「昨年は映畫興行収入が100億元の大臺を突破、外國映畫がリードしていた國內映畫市場の転換期となった」と中國共産黨中央宣伝部の孫志軍?副部長は話す。このほか、中國の映畫?テレビのアニメ制作は2005年の4萬2千分から昨年には22萬分と4倍以上増え、輸入アニメに大きく水をあけられていた狀況を覆したという。
國家広播電影電視総局(広電総局:ラジオ?映畫?テレビ管轄部門)の張海濤?副局長によると近年來、中國の映畫?テレビのアニメ産業の影響力は明らかに高まっている。「十一五:第11次5カ年計畫(2006-2010年)」期間中、ラジオ?テレビ収入は年平均20%のペースで成長、昨年2238億元に達した。國內映畫興行収入は2005年の20億元から昨年には102億元となった。映畫?テレビ作品とサービスの輸出も伸び続けており、昨年だけで映畫?ドラマ?アニメなどの輸出額は43億元を超えた。
全國の映畫制作所35カ所、テレビドラマ制作機構70カ所、省(自治區?直轄市)映畫會社204社、映畫館293カ所などの國有経営事業単位はすでに企業化改革が終わり、放送?映畫企業9社が再編し上場、さらにアジア最大の國家中國映畫デジタル制作基地など一連の映畫?テレビ?アニメ産業基地もすでに完成している。
「人民網日本語版」2011年3月1日