雲南省地震局災害防止所の張建國所長は11日、「専門家グループによると、雲南省盈江県では比較的強い地震が発生する地形と地質構造條件はそろっていない」と述べた。
3月10日の午後12時58分ごろ、盈江県內でマグニチュード5.8の地震が発生し、11日午前9時現在で、25人の死亡が確認され、250人が負傷した。被災者數は30萬人に上っている。
張建國所長は、「盈江県は斷層の主線ではなく、延長線上に位置するため、強い地震が発生する可能性は大きくない。これまでに盈江県內で発生した最大の地震はマグニチュード5.9だった」とした。
盈江県では、今年の1月1日から、マグニチュード6以下の地震があわせて1200回以上発生していたということである。
「中國國際放送局 日本語部」より2011年3月11日