東方ネットの4月6日の報(bào)道によると、上海市放射能環(huán)境監(jiān)督所が同日行った大気サンプルの検査で、放射性ヨウ素131とセシウム137が検出された。3月28日のデータと比べ、今回の結(jié)果ではセシウム137が増加し、放射性ヨウ素131の濃度は8倍になった。専門家によると、この放射性物質(zhì)の濃度は極めて微量で、環(huán)境と健康に害はなく、防護(hù)対策をとる必要はないという。
今回の観測データで、放射性ヨウ素131の濃度は8倍に増加した。理屈から言えば、放射性ヨウ素131の半減期は8日だが、8日後に放射性ヨウ素131の濃度が高くなったのはなぜだろうか。
上海市放射能環(huán)境監(jiān)督所の専門家は、大気拡散などにより新しい放射性ヨウ素131が飛來し、これに半減期に入った放射性ヨウ素131が加わって濃度が上がったと分析する。データを見ると、濃度は8倍になったが、ごく微量で健康に影響はなく、防護(hù)対策をとる必要はない。
新たに発見されたセシウム137について、専門家は「これは核爆弾、核兵器実験や原子爐內(nèi)の核分裂で発生する副産物の一つで、ガンマ線を放出する。半減期は比較的長く、30年に達(dá)する。大気環(huán)流で飛來したと見られるが、上海で検出されたのは非常に微量で健康に影響はない」と説明した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年4月8日