赤い小鳥の服を著たPeter Vesterbacka氏がステージに上がり、にわかにスポットライトを浴びた。多くの人がその名前を知らないが、ゲーム「Angry Birds」はすでに有名だ。
Vesterbacka氏は小鳥の飼い主?Rovio社のマーケティングマネージャー。「Angry Birds」が近く中國語版を発売、現在米國企業が多數訪中し中國側パートナーとの調整を行っているようだ。「北京晨報」が伝えた。
27日に開催された「2011年世界モバイルインターネット大會」でVesterbacka氏は、「Angry Birds」のダウンロード回數はすでに1億4千萬回に到達、全世界を風靡していると述べた。會場で彼が「Angry Birds」で遊んだことがあるか観衆に聞いたところ、手を挙げた人は數え切れなかった。
「Angry Birds」は米アップル社iPhoneの最新流行ゲーム。Vesterbacka氏いわく「大當たりして業界の新たなスターになった」。
「Angry Birds」の発売前、Vesterbacka氏は仲間と共にすでに51種類のゲームを発売していたが、失敗も成功もあり、波瀾萬丈だった。しかし「Angry Birds」で頂點に立った。
Vesterbacka氏は、中國に多くの「Angry Birds」ファンがいることを喜ぶ一方、「中國で海賊版の格好の餌食となっている。恐らくディズニー、ハローキティに次ぐ規模だろう」とため息を漏らす。もっとも今後の目標として、アニメ映畫「喜羊羊與灰太狼(Pleasant Goat and Big Big Wolf )」のように、中國で最も多く模倣され、最も人気のあるブランドに育てたい、とも語っている。
Vesterbacka氏はRovio社をより大きく、強くしたいと野心を示した。中國市場について同社は、「Angry Birds」中國版のほか、その他の製品などの製品開発を計畫している。しかし中國での「Angry Birds」の販売方針については、現在の発売計畫は米國でのビジネスモデルをベースに、中國國內の大手IT企業、プロバイダーなどと水面下で協議しており、中國ですでに非常に流行している「Angry Birds」をさらに大きく育て、多角的なエンターテインメントプラットフォームを構築したい、とのみ語った。
「人民網日本語版」2011年4月29日