中國國務院新聞弁公室(國新弁)は10日午前、四川大地震被災後復興再建狀況について記者會見を行った。國家発展改革委員會(発改委)の穆虹?副主任は席上、今年4月末の時點で、被災地で進められている4萬1130の國家復興プロジェクトの約95%が竣工し、投資額は累計8851億元に上った、と説明。今年9月末にも復興再建各種任務が完了し、美しき故郷の再建という所期目標の達成は目の前だ、と語った。「人民日報」が伝えた。
穆副主任は國務院四川大地震被災後復興工作協調チームを代表して再建の全體狀況を報告、四川?甘粛?陝西の3省で農村住宅190萬8500棟、都市住宅28萬8300棟が竣工したほか、學校3839校、各種醫療衛生?リハビリ施設2169カ所が完成、5千以上の各種インフラプロジェクトが終わり、「三川両鎮(重大被災地)」など一連の甚大な被害に遭った県?鎮?村が全く新たに生まれ変わったと述べた。また3省の計51の重大被災県?區では再建中に都市住宅、學校?病院、公共インフラ施設を優先的に整備、その他の各専門計畫任務もすでに最終段階にあると明らかにした。
2008年5月12日の四川大地震発生後、國務院は同年9月に「ブン川地震(四川大地震)被災後復興再建総體計畫」を発表、四川?甘粛?陝西3省の51の重大被災県?區、13萬平方キロメートル以上にわたり復興再建プロジェクトを全面的にスタートした。
黨中央は中央財政から被災後の復興再建基金として3026億元を拠出、また他地域支援メカニズムの構築を決定した。北京?広東など19の他地域支援省?直轄市は4121の他地域支援プロジェクトを実施、支援資金として843億元を援助した。昨年9月末までに、他地域支援省?直轄市が直接負擔した復興再建プロジェクトはすでに基本的に完了、支援を受けた被災地各地との間で長期的に有効な協力メカニズムを築いた。
*ブン:「さんずい」に「文」
「人民網日本語版」2011年5月11日