中國は太平洋津波警戒?減災システム政府間調整グループ(ICG/PTWS)が今年11月に太平洋地域で行う統一の津波訓練に積極的に參加する。國家海洋局が24日、明らかにした。
國連教育科學文化機関(ユネスコ)政府間海洋學委員會(IOC)の下部組織、ICG/PTWSの第24回會議が北京で開かれており、國連など國際機関の代表および國內外の専門家、學者が訓練の具體的內容や形式などについて話し合う。
中國國家海洋環境予報センターの于福江副主任は次のように説明した。ICG/PTWSは2年に1回、太平洋地域で津波訓練を実施しており、これまでは一つの津波発生源を想定したものだった。近年、太平洋地域で地震?津波が頻発していることから、今年は異なる地點に同時に九つのさまざまな種類の津波発生源を想定し、同時に周辺30カ國余りの津波予報警戒?対応能力を検証する。
「九つの津波発生源のうち、マニラ海溝、琉球諸島、フィリピン海域で起きる津波は中國沿海への影響が比較的大きい」とし、于副主任は「東中國海、南中國海の関連地區がみな今回の訓練に積極的に參加し、津波予報警戒、情報発表、防災減災體制について全面的に點検する」と述べた。