林國本
最近、新聞で中國バスケットボールチームと女子バレーボールチームがそれぞれ日本チームに負けたというニュースが報じられ、一部ファンをがっかりさせたようだが、スポーツ競技の世界では勝ち負けは日常茶飯事だが、本來なら優位にあるはずなのに、負けることはやはり中國側にも戦術、體力などの面で反省しなければならない點がないとも言えない。
私見であるが、中國は北京オリンピックや広州アジア大會で金メダル総數でトップとなり、スポーツ大國としての存在感を示すことになったが、トップの座につくことはすばらしいことだが、それ以後は他國の目標となるわけだから、安閑としてはいられなくなる。
特に女子バレーボールはかつては世界の強豪の1つとして何連覇を記録してきた。その間、日本の大松博文監督(故人)の特訓も受けたことがあり、日本との交流も多かった。その後、ベテランの引退、新人の育成で現在は調整期にあるわけだが、今回は日本側に弱點を突かれた格好だった。