中國衛生部によると、北京、上海、南京から選ばれた重癥救命、神経外科、整骨科、一般外科、リハビリ科の國家級醫療専門家13人が24日午後、溫州に駆けつけ、23日に発生した高速列車追突事件の現場で緊急救命作業の指導?実施に當たっている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
衛生部は今回の鉄道事故発生後、中央指導者層の重要指示を徹底的に実行に移した。事故當日の夜、負傷者に対する応急救命作業の配置を速やかに行い、関係責任者が事故現場に駆けつけ、救援作業を指揮した。衛生部、浙江省衛生庁、溫州市衛生局は各種の醫療救命チームを組織し、負傷者の手當てに全力を盡くし、負傷者全員が最善の応急処置を受けられるよう計らい、死者?後遺障害者を1人でも減らすために萬策を講じた。
事故発生後、溫州市各級衛生部門は直ちに応急対策システムを発動、醫療スタッフ100人以上と救急車48臺を現場に向かわせ、負傷者の応急救命措置に當たらせた。市內各病院は、事故負傷者に対する緊急診療體制を敷き、市血液センターは速やかに応急処置用血液を確保した?,F在、負傷者は溫州醫學院付屬開一醫院、同第二醫院、溫州市第二人民病院、同第三人民病院、溫州市中國?西洋以外結合醫院、漢方醫院、康寧醫院、鹿城人民醫院、手足外科醫院、一一八醫院、東甌醫院など10以上の醫療機関で応急手當を受けている。
浙江省衛生庁は、省級醫療専門家や臺州?麗水両市の醫療専門家合わせて40數人を選び、各病院へ振り分け派遣した。彼らは、負傷者応急処置の指導、的確な応急救命方案の制定、重篤者の診察立ち合い、監督保護?救命力の強化など各作業にあたり、救命処置の成功率を高めるために全力を盡くしている。浙江省衛生庁は、浙江省および溫州、臺州、麗水各地の血液センターから血漿10萬ミリリットを集めると同時に、ボランティアチームを組織して獻血活動を行った。このため、応急処置用血液は十分に確保できているという。
「人民網日本語版」2011年7月25日