中國の雑誌「商務旅行」が今年2月に発表した「世界で住みやすい都市」ランキングで、トップに輝いた中國四川省の省都?成都市がまた新たなる栄光を手にした?!钢袊鞘懈偁幜ρ芯繒工取赶愀劢髮W當代中國研究所」がこのほど共同で発表した「2011中國城市別優(yōu)位性ランキング」で、成都が「最も幸福感のある都市」で2位、「生活の質(zhì)の高い都市トップテン」で4位にランクインしたのだ。中國紙「華西都市報」が報じた。
巴蜀文化(古代四川)を研究する専門家で、四川省社會科學院の特約研究員でもある袁庭棟氏は7日、「成都市の幸福感の背景には、この地獨特の文化と歴史があり、物質(zhì)的に富んでいるか否かはあまり関係がない」と指摘。
「2011年中國で最も幸福感のある都市ランキング」で成都市は計94.14點を獲得、1位の杭州市とはわずか0.04點差だった。このランキングでは、満足感指數(shù)、生活の質(zhì)指數(shù)、エコ環(huán)境指數(shù)、社會文明指數(shù)、経済福祉指數(shù)の一次指標5項目に加え、二次指標21項目、三次指標47項目が総合的に考慮されている。
中國城市競爭力研究會は「都市の幸福感は都市に住む市民全體の認識度、依存度、安定感、満足感、他の都市に住む人からのあこがれ度や稱賛度に起因する。特徴としては、大部分の市民が住みやすいと感じており、地域獨特の文化があり、快適で美しい環(huán)境があることなどが挙げられる」としている。
「2007年より毎年行われている『中國で最も幸福感のある都市』の選出は、今回で5回目となり、中國の300近い都市の中で、成都市は毎回のようにランキングのトップに名を連ねている」「これは成都市が優(yōu)位性や獨特の特徴を備えることができるよう近年、自然環(huán)境、生活の質(zhì)、文化?娯楽などさまざまな面で努力し成し遂げて來たことが全國的に認められていることの証である」と袁氏。
成都市は近年、中國西部の重要な工業(yè)?商業(yè)都市となり、そして金融、科學技術(shù)、交通?通信などが集まるこの都市に、企業(yè)家たちがやってきて成功を収めている。「これらの要素が成都市を幸福感のある都市にしている」(袁氏)
「人民網(wǎng)日本語版」2011年8月9日