パレスチナの高官は13日に、パレスチナが9月の第66回國連総會の開催期間中に國連加盟の申請を提出する考えであることを示した。
パレスチナ解放機構の関係者は、パレスチナ自治政府のアッバス議長が9月に代表団を率いて國連総會に出席し、國連加盟申請をパン?ギムン事務総長に提出することを明らかにした。またアッバス議長は國連総會で挨拶し、パレスチナへの支援を各加盟國に呼びかけるということだ。
去年9月初め、パレスチナとイスラエルはワシントンで、直接和平交渉を再開した。しかし、イスラエルがヨルダン川西岸のユダヤ人入植地の建設凍結の延長を拒否したため、わずか2週間で和平交渉は棚上げ狀態となった。また今年6月に、パレスチナ解放機構は9月に國連へ赴き、パレスチナ國家を承認し、國連加盟國の身分を與え、國連憲章に基づいてその自治権を認めるように國連に求めることを発表した。
現在、パレスチナ解放機構はパレスチナ人の代表として、投票権を持たないオブザーバーの身分で國連に參加している。
「中國國際放送局 日本語部」より 2011年8月14日