彭斯さん(左から一人目)が、雙子の妹と母を見舞う(9月10日に撮影) |
「両親からもらった體ですから、母が困っていれば力になりたい」アメリカに留學している広州市出身の彭斯さん(22)は、母が慢性肝炎の末期で肝臓の移植手術が必要であることを聞くと、學業を中斷してアメリカから実家に帰國し、自分の肝臓の60%を母に提供し、命を救った。新華網が報じた。
80年代生まれの若者が、肝臓を母に提供したニュースは、多くのネットユーザーの感動を呼んだ。あるネットユーザーは、「若者の間で親孝行はめったに見られなくなったと思っていたが、彭斯さんの行いにより、中國の古來より伝わる恩と孝を重んじる美徳が、80-90年代生まれの若者にも受け継がれていることが分かった」と感想をもらした。
「人民網日本語版」2011年9月14日
手術成功後、病室で母の髪をとかす彭斯さん |