2011年「中國婦女乳幼児衛(wèi)生事業(yè)発展報告」が21日に発表された。報告によると、中國の乳児および5歳以下の幼児の死亡率は下落が続き、國連ミレニアム開発目標(biāo)を前倒しで実現(xiàn)した。しかし昨年の中國の死亡総數(shù)は乳児が20萬9千人、5歳以下の幼児は26萬1千人で、1日當(dāng)たり乳児573人、5歳以下の幼児715人が死亡している。「京華時報」が伝えた。
5歳以下の幼児死亡の死因上位5位は、早産もしくは低體重出生、肺炎、出生時の窒息、先天性心臓病、不慮の窒息となり、全死亡原因の60.7%を占めた。家庭の経済狀況や交通の便、醫(yī)療條件、醫(yī)療習(xí)慣などさまざまな要因で、依然として36.3%の幼児が自宅で亡くなっており、うち死亡前に治療を受けなかった割合は11.6%に達(dá)した。
報告はさらに近年來、中國の先天異常の発生率は上昇傾向にあり、1996年の1萬人あたり87.7人から昨年には同149.9人となり、増加率は70.9%に上っているとした。國內(nèi)醫(yī)療機関が昨年まとめた先天異常の上位5位は、先天性心疾患、多指癥、口唇裂(こうしんれつ)、先天性水頭癥、神経管閉鎖障害。これらの障がいは全障がいの49.1%、なかでも先天性心疾患が最も多くなっている。
「人民網(wǎng)日本語版」2011年9月23日