北京の▽西単▽王府井▽オリンピック中心區▽北京南駅、北京西駅、北京北駅▽金融街▽燕莎ビジネス區▽中関村通り--の7地區では早ければ11月末にも、攜帯電話やタブレットコンピューター(PC)、ノートパソコンを使って無線インターネット接続が無料で楽しめるようになる。北京市の政府紙「北京日報」が報じた。
北京市経済情報化委員會を25日に取材したところ、市の公益性無線ネットワークアクセスポイントの試験的設置はすでに最終段階に入っており、同7地區で今後3年間、無線インターネット接続サービスを無料提供する見通しという。
7地區では、中國の通信メガグループ3社、中國移動通信(チャイナ?モバイル)、中國聯合通信(チャイナ?ユニコム)、中國電信(チャイナ?テレコム)が2Mbps(メガビット毎秒)の公共無線LANを提供する。無料サービス開通後、ユーザーはまずモバイル端末を使って無線ネットワーク「My Beijing」を探し、クリックすると「ユーザー登録」ページに移る。そこで、攜帯電話番號を入力し、「ショートメールでパスワードを受け取る」をクリックすると、すぐにパスワードが送られて來る。
送られて來たパスワードを入力すれば、無線都市WLAN(Wireless LAN)の無料インターネットサービスが使用できる。パスワードの有効時間は3時間で、3時間を過ぎてもまた登録すれば何度でも使える。前出委員會の関連の責任者によると、今年中にWLAN無線アクセスポイントを新しく9萬ポイント設置し、北京市の中心、市街地、ホットスポット、新しいハイテク産業園區など重要な地域でのサービス開始実現を目指す。
「人民網日本語版」2011年10月26日