11月20日で、溫州高速列車追突事故から120日が経過、同日は事故調(diào)査報(bào)告書の提出期限でもあった。事故調(diào)査専門家グループの王夢(mèng)恕?副主任は「技術(shù)面での事故調(diào)査報(bào)告書は9月末に完成、提出も終わっている。同報(bào)告書では、信號(hào)設(shè)備の技術(shù)上の欠陥が事故を招いた主な原因だとするそれまでの見解が覆され、組織?管理體制の不備が事故を招いた主な原因だと結(jié)論づけている」と話した。

▽事故原因に関する技術(shù)報(bào)告は9月末に提出済

2007年に公布された國務(wù)院493號(hào)令「安全生産事故報(bào)告および調(diào)査処理?xiàng)l例」では、30人以上の死者もしくは100人以上の重傷者（急性工業(yè)中毒を含む)が発生した、または1億元以上の直接経済損失がもたらされた事故を、「特別重大事故」としている。特別重大事故の調(diào)査プロセス規(guī)定によると、事故調(diào)査グループは事故発生當(dāng)日から起算して60日以內(nèi)に事故調(diào)査報(bào)告書を提出しなければならない。特別な事情がある場合に限り、事故調(diào)査報(bào)告書の提出期限を最長60日まで延長することができる。高速鉄道事故が発生した7月23日から120日目に當(dāng)たる今月20日が、調(diào)査報(bào)告書を提出する最終期限だった。

溫州高速列車車両追突事故調(diào)査専門家グループの王夢(mèng)恕?副主任は20日、「専門家グループが執(zhí)筆を擔(dān)當(dāng)した技術(shù)面での事故調(diào)査報(bào)告書は9月末に完成、國務(wù)院に提出された。同報(bào)告書ではカバーされていない責(zé)任所在?処罰関連問題については、関連部門が検討後、処理意見を提出し、國務(wù)院が意見付回答書を発表する流れになる」と語った。

國務(wù)院493號(hào)令によると、特別重大事故のうち、調(diào)査を擔(dān)當(dāng)する人民政府は、調(diào)査報(bào)告書を受領(lǐng)後30日以內(nèi)に意見付回答書を出すことになっている。この回答は、特別な事情に応じ、最長30日まで適宜延長が可能。

▽事故の主原因は組織?管理體制の不備

専門家グループの王副主任によると、調(diào)査報(bào)告書の中で、事故の主原因は、これまで疑われていた設(shè)備?技術(shù)問題から一転し、組織?管理體制の不備が事故を招いた主な原因と結(jié)論づけられたという。

王副主任は「調(diào)査と実験を経て、列車の信號(hào)技術(shù)と設(shè)備については特に問題はないことが判明した。最大の問題は、スタッフと管理の問題だ」と強(qiáng)調(diào)、「現(xiàn)地管理部門は、設(shè)備を適切に管理?使用することを怠っていた。このために設(shè)備が損傷して故障が起きた上、擔(dān)當(dāng)者が故障に適切に対応しなかったことが、結(jié)果的に大慘事につながった」との見方を示した。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年11月21日