夫婦のどちらかが一人っ子であれば2人目の子供を生めるようになる見込みは、北京ではないようだ。北京市人口?計(jì)畫生育(産児制限)委員會(huì)の関係者はこのほど、市政府公式サイト「首都之窓」の番組にゲスト出演し、「単獨(dú)可生二胎(夫婦のどちらかが一人っ子であれば2人まで子供を生めるようにする)政策について「北京で実施される目途はまだ立っていない」と明らかにした。新京報(bào)が伝えた。
現(xiàn)行政策では、夫婦ともに一人っ子の場(chǎng)合、2人目の子供を生むことがみとめられている。広東など一部地方が少し前、「単獨(dú)可生二胎」政策の試行を國(guó)家に申請(qǐng)するという情報(bào)が流れ、「どちらかが一人っ子」夫婦の多くが、合法的に2人目を生めるかもしれないという期待を持った。
北京市人口?計(jì)畫生育委員會(huì)研究室の潘銀苗主任は、「北京では、一人っ子の割合が高く、『単獨(dú)可生二胎』を認(rèn)めることで、北京の人口計(jì)畫に及ぼされる影響はかなり大きいと予想される。全國(guó)レベルで見ると、一人っ子の割合が低く、影響も少ない」との見方を示した。
同委員會(huì)政策法規(guī)処の周新茹処長(zhǎng)は、「現(xiàn)行の産児制限策に合わず、規(guī)定に違反あるいは違法に子供を育てている夫婦は、まず社會(huì)扶養(yǎng)費(fèi)を納めなければならない。勤め人の場(chǎng)合は、さらに職場(chǎng)の行政処分や紀(jì)律処分を受け、共産黨員の場(chǎng)合は、黨の規(guī)律処分を受けなければならない」と強(qiáng)調(diào)した。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2011年11月25日