今年1-9月の中國の離婚件數は146萬6千件に上り、前年同期比11.9%増となったことが29日、中國民生部への取材で明らかになった。同部のデータによると、中國の離婚件數は8年連続の増加。北京のタブロイド紙「京華時報」が報じた。
同部がまとめた中國31省(香港、マカオ、臺灣は含まず)の統計データによると、今年1-9月、中國全國で146萬6千組の夫婦が離婚、うち四川省が最も多く前年同期比14.5%増の11萬7538組。2番目に多かったのが江蘇省で9萬1652組、3番目が山東省の9萬1439組。ちなみに2010年は、中國で年間196萬1千組の夫婦が離婚し、同じく四川省が最も多く16萬9294組だった。
同部の過去11年間の統計データによると、中國の離婚件數(離婚屆受理および裁判で離婚が認められた件數)は2003年から2010年まで8年連続で増加している。
「人民網日本語版」2011年11月30日