12月30日、中國広東省衛(wèi)生庁の通報によれば、深セン市で高病原性鳥インフルエンザに類似した癥例が1人確認(rèn)された。
この患者は39歳、男性で、職業(yè)はバス運(yùn)転手をしている。12月21日、原因不明の発熱があり、自分で服薬後、救急外來で診察を受けたが好転せず、25日、深セン市寶安のある病院に入院した。26日、重癥肺炎との診斷が下され、集中治療室に移送された。
12月30日、広東省疾病予防制御センター実験室での検査で、この患者に高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)陽性の結(jié)果が出た。30日、広東省の専門家チームは「中國人感染高病原性鳥インフルエンザ診斷基準(zhǔn)及び関係規(guī)定」に基づき、高病原性鳥インフルエンザ感染の疑いがあると診斷し、その內(nèi)容を中國國家衛(wèi)生部に報告、更に確認(rèn)を急いでいる。目下、患者の病狀は重篤で救命醫(yī)療が施されている。
広東省衛(wèi)生庁によれば、これまでのところ、流行病理學(xué)の調(diào)査ではこの患者が1カ月以內(nèi)に家畜と接觸した事実は確認(rèn)されておらず、ほかの地域への移動記録もないという。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年12月31日