ホワイトカラーに多い病気も職業(yè)病に認(rèn)定の方向
「全國(guó)人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)による“中華人民共和國(guó)職業(yè)病予防法”改正に関する決定」(以下「予防法」)が注目されている。現(xiàn)在開(kāi)催されている常務(wù)委員會(huì)の審議が通れば、実施される予定だ。
「2011年版予防法は大きな進(jìn)展が見(jiàn)られる。なかでも職業(yè)病の定義に対する改正が最大のポイントで、これによって対象となる職業(yè)病が“拡大”する。過(guò)労死や、長(zhǎng)時(shí)間のパソコン使用で生じる目の疲労、オフィスワークによる腰痛や頸椎病、マウス癥候群など、ホワイトカラー層で生じやすい疾病は、すべて職業(yè)病リストに加わるはずだ」。職業(yè)病予防法の主要な起草者の一人、広東省職業(yè)病防治院の黃漢林院長(zhǎng)は解説する。
職業(yè)病の範(fàn)囲拡大へ
職業(yè)病という疾患の範(fàn)囲は従來(lái)、企業(yè)、事業(yè)體、個(gè)人経営に屬する人の実質(zhì)的な労働によるものに限定されていた。それがすべての人を?qū)澫螭趣工毪猡韦藟涓丹欷搿?/p>
「また新予防法では、様々な有毒、有害な要因による疾病が職業(yè)病に組み入れられる。たとえば、これまでは防護(hù)されるべき粉塵や放射性物質(zhì)、薬害物質(zhì)などによる病気を職業(yè)病としていたが、今後は非物質(zhì)的、非接觸的要因による病気も職業(yè)病の範(fàn)疇となる」と黃漢林氏は言う。例を挙げると、労働組織や管理上の問(wèn)題で過(guò)負(fù)荷の仕事や長(zhǎng)時(shí)間労働を強(qiáng)いられ、それによって生じた病気や死亡は、従來(lái)は職業(yè)病として扱われなかった。これがすべて職業(yè)病の範(fàn)囲となるのだ。
また黃漢林氏は、「國(guó)際動(dòng)労組合が公表する職業(yè)病の種類と比較すれば、中國(guó)の職業(yè)病の種類は単一的で、範(fàn)囲も狹かった。新しい予防法が施行されれば、中國(guó)の職業(yè)病リストは國(guó)際的にもリンクすることになると見(jiàn)解を示した。
一貫してホワイトカラー層に注目され続けてきたオフィス病も、職業(yè)病に加わることが期待される。
聞くところでは、非物質(zhì)的なものが職業(yè)病の主因となっている。たとえばオフィス內(nèi)の空気だ。これによる病気も職業(yè)病の範(fàn)疇に入る可能性が高い。フォルムアルデヒド、刺激的な光線、有害イオン、有害オゾンなどが社員の體に影響を與えれば、それも職業(yè)病となるわけだ。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」 2012年1月11日