1月31日にある自動車事故が発生した。全く見知らぬもの同士だった2人の女性が、1人の男性のために驚かされる結果となった。張さんは男性に車でぶつかった運転手で、周さんは男性のガールフレンドだ。張さんは事故の前、近く行われる予定の結婚式の準備をしているところだった。
同日晝12時30分ごろ、鄭州市文化路と任砦北街の交差點では「豫CQQ789」ナンバーの白いマツダ車が停車しているのが見られた。車の傍では赤いコートを著た運転手の女性が跪いて何度も「ごめんなさい」と言い、向い側では地面に倒れた若い男性が體を震わせていた。傍の女性が男性の腕を支え、泣きながら電話をしていた。目撃者によると、電動自転車を避けようとした自動車が若い男性にぶつかったという。電動自転車に乗っていた中年の男性も地面に座り込み、苦痛の表情を浮かべていた。
運転していた女性の張さんによると、ここ數日は殘業が続き、晝間に時間を割いて買い物に來たのだという。「家族がすぐに來ます。きちんと治療費は払います…私は結婚しません。ごめんなさい。許してください。」家族によると、張さんは近く結婚する予定で準備中で、確かに疲れがたまっていたという。
病院が同日午後に明らかにしたところによると、事故にあった中年男性は右側の腓骨を骨折。若い男性は頭部を怪我したため、依然として経過観察が必要だという。事故については交通警察が調査を進めている。
「人民網日本語版」2012年2月1日