儒教の伝統(tǒng)によって、「孝」を重んじる國として、中國人は葬式埋葬やお墓を非常に重視する。人々にとって、お墓の大小や仕様は死者に対する敬意を示すものである。華東師範(fàn)大學(xué)長江流域発展研究院常務(wù)副院長である徐長楽氏によると、お墓は中國の埋葬文化において、短期間では何にも取って代われない重要性を持っている。お墓の「硬直的需要」は大きく、柔軟性はほぼ存在しない。また、都市化の進(jìn)展に伴い、墓地の資源量も益々緊迫している。
報道によると、上海の共同墓地の占有率は既に70%を超え、増加し続ける死亡者數(shù)に対し、埋葬する場所がないという危機的狀況が発生している。上海市民政局葬儀埋葬?墓地管理局呂春玲局長によると、上海の墓地計畫の経営用地は7000ムー以上で、まだ未著手の土地はたった2000ムーほどしか殘っていない。呂局長によると、上海は30年あまりの間、埋葬地の効率的な使用に多大な力を注いできた。その結(jié)果、約150~200ムーの土地の節(jié)約に成功し、ここ2,3年の埋葬は「80?19?1」という數(shù)値で総括できる。即ち、新たな埋葬のうち土葬は80%(墓碑を立てるかわりに樹木を植える樹葬?花葬などを含む)、骨壷を高層建築の安置室に納める「塔葬」や骨壷を壁に埋めこむ「壁葬」などが19%、海に散骨する「海葬」が1%となっている。土葬以外は墓地の節(jié)約になる。「十二?五」期間中、上海は墓地の効率的な使用を更に強化し、埋葬方式を「70?28?2」にすることを目指している。墓地を節(jié)約する埋葬の増加幅は顕著である。「土葬」に関しては、年々節(jié)約する墓地の割合の拡大に努め、0.6平方メートル以下のミクロ型のお墓の購入を奨勵している。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2012年4月1日