しかし、上海の進(jìn)才中學(xué)の王従連校長は、「學(xué)校の管理職や教師らは、生徒が本當(dāng)に望んでいることをまず理解しなければ、生徒たちのよりよい成長を促すことはできない」と、生徒の自由を束縛するのはよくないとの考えを示す。

▽専門家「『校則』と『家庭のルール』の境界線があいまい」

浙江大學(xué)社會學(xué)學(xué)部の麻美英教師は、「高校生活という段階は、生徒にとっては反抗期でもある。なにもかも禁止する規(guī)則を設(shè)けると、生徒と學(xué)校の間に感情的な隔たりをもたらしてしまう。そのため學(xué)校の動機(jī)は良くても、規(guī)則は逆効果になる」と指摘。そのため、「生徒を規(guī)則でがんじがらめにするより、生徒を正確に指導(dǎo)していくほうが良い」とする。

一方、教育の専門家?熊丙奇氏も、「學(xué)校は『校則』と『家庭のルール』の境界線があいまいになっている」とし、「生徒個(gè)人の行動、特に校外での行動に対しては、社會の法律?規(guī)範(fàn)や道?基準(zhǔn)がある」と指摘。「學(xué)校の管理の範(fàn)囲を超えて生徒の家庭生活や社會生活、個(gè)人の空間までも束縛すると、それは越権行為。どんなに良い動機(jī)であっても、本質(zhì)的にそれは許されるものではない」と警鐘を鳴らしている。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年4月12日