北京市公安局は14日、市內における外國人に関連した社會?治安秩序維持を目的として、5月15日から8月末まで、「三非(不法入國、不法滯在、不法就労)」外國人を対象とした「100日特別一斉取締り活動」を展開すると発表した。市公安局は同期間中、北京で不法入國、不法滯在、不法就労をはたらく「三非」外國人に対する取り締まりを徹底的に強化する構え。人民日報が伝えた。
首都?北京で居住?就労する外國人は、経済社會の発展に伴い、増加の一途をたどってきた。統計データによると、北京に居留している外國人は一日20萬人近く、居住範囲は市內の全行政區?県の隨所に及んでいる。警察によると、外國人が中國社會に浸透するにつれ、違法行為をはたらく一部の外國人もその中に混じるようになり、犯罪行為を行うすきを狙っている。統計によると、外國人による違法行為の中でも、「三非」が特に目立つ。「三非」外國人の多くは、生活の糧を得るあてがなく、住所も定まらず、きちんとした職に就かず、なかには犯罪目的で中國に入國するという悪質なケースもある。
北京市公安局は、これらの狀況に対応するため、コミュニティでの重點チェック、重點対象エリアでの定期チェック、ビザ資格審査の厳格化などの措置を講じ、「三非」をはじめとする外國人の違法犯罪行為に対する取締を大々的に強化する方針だ。市公安局は、100日特別一斉取締り活動中、「三非」外國人に関する情報提供を市民に呼びかけている。通報ホットラインの電話番號は、010-64038685。
「人民網日本語版」2012年5月15日