「ノート」という概念が「ノート型PC」に取って代わられようとしている現代に、文學の香あふれる電気マニア男性のノートが話題を呼んでいる。「人人網」に數日前に発表されたこのノートの內容は、その向學精神に感動させられると同時に、絵の才能にも「美術を専攻した人ではないのか?」と賞賛の聲が寄せられている。
「あの時代の、文學趣味の電気マニアのノート」というタイトルで「人人網」に先ごろ発表された寫真40枚に寫されたそのノートは、つくりの様子から年代がうかがえる。茶色の紙面に松と鶴のイラスト、「東方紅」のタイトル、硬い材質の表紙はすでに擦り切れた様子を見せ、1970代ごろの學生のノートのようだ。ノートの中には幾帳面な字と詳細な絵が描かれ、デッサン力の高さと厳密で科學的な畫風から畫力の高さが見られる。絵のタッチは描かれた工具の模様や陰影の細部にまでこだわり、サイズなども細かく書き込まれ、文字と絵が一體となって教科書にも負けない効果を見せている。「揚子晩報」が伝えた。