三、母國語コンプレックス
アメリカで生活する多くの中國人のアメリカ英語のうまさは敬服に値する。しかし彼らには習慣がある。たとえ外國人と熱心におしゃべりをしていても、同胞に出くわすと、その同胞がおしゃべりしていた外國人と親しかったとしても、二言三言を中國語で話す傾向があるのだ。語気を強める語ですら、外國語を使いたがらない。その結果、一緒にいる外國人は、自分に知られたくない話をしているのではないかと思う。
四、検討する
會議で意見を発表するとき、中國人は「個人的な意見ですが」とか、「個人的な考えに過ぎず、組織を代表するものではない。公式な見解はみんなと検討した後で発表する」と言うのが好きだ。商談においてもその場で取引が成立することは少なく、持ち帰って相談しなければならない。これでしばしば面倒を起こす。