福建省委員會の孫春蘭書記は17日、第4回海峽フォーラム大會で、廈門(アモイ)-金門海光海底ケーブルプロジェクトが18日に著工すると発表した。これは、臺灣海峽両岸を直接結ぶ初めての通信光海底ケーブルで、両岸の通信システム構築において畫期的な意味を持つ。アモイ市関連部門によると、全長11キロメートルに及ぶアモイ-金門光海底ケーブルプロジェクトの海洋部分敷設工事は、18日にアモイ市の観音山海岸で著工し、翌19日には金門島の慈湖に到達する見通しで、1カ月後に運用試行が実施される予定という。
同プロジェクトが完成すると、臺灣から大陸部へ電話を掛けた場合、光海底ケーブルを通してアモイの電信ネットワークに入り、その電信プラットフォームから大陸部の各省?市に繋がる。同じように、大陸部の各省?市から電話を掛けると、全て一旦アモイに集まり、光海底ケーブルによって臺灣金門島に送られ、臺灣本島に繋がる。海峽両岸の電話やインターネットは、國際電話交換を介さずに直接繋がることになり、通信速度?品質はともに飛躍的に向上、通信コストもぐんと下がる見通し。
「人民網日本語版」2012年6月19日