日本新華僑新聞ネット版8月30日の報(bào)道によると、2011年3月の東日本大震災(zāi)が引き起こした福島原発放射能漏れ事故は福島県民の健康と生活に非常に深刻な損害を與えた。このほど、日本のある公人が公共の場(chǎng)所で、奇形児出産の恐れがあるので福島県民と結(jié)婚しないほうがいいと呼びかけた。

日本生態(tài)系協(xié)會(huì)の池谷奉文會(huì)長(zhǎng)は、このほど講演で「放射能についてはどうしようもない。福島県だけではなく、栃木県、埼玉県、東京都、神奈川県の人とも、できるだけ結(jié)婚しないほうがいい。結(jié)婚してから生まれた子供は奇形児になる」と語った。

日本の「読売新聞」の情報(bào)によれば、8月29日、福島県の佐藤一好議員が記者會(huì)見で、池谷會(huì)長(zhǎng)のこのような差別的発言の撤回を要求した。しかし、池谷會(huì)長(zhǎng)は取材にこたえ「私はただ好意からみんなに結(jié)婚や出産に関しては、放射能の影響を考慮しなければならないと注意を促しただけだ。間違ったことは言っていない。現(xiàn)段階では、発言を訂正することはできない」と応じている。

「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2012年8月31日