北京では最近、これまでになく深刻な大気汚染が記録されている。12日北京CBD周辺で、スモッグで見(jiàn)えなくなっているビル群。

「北京市全體が空港の喫煙室になったようだ。」1月13日、米國(guó)の大手報(bào)道機(jī)関は、このような言葉で中國(guó)の首都が12日覆われた世界も驚くようなスモッグを形容した。驚いたことに、北京のこの日の大気汚染指數(shù)はＷＨＯ世界保健機(jī)構(gòu)の基準(zhǔn)値の35倍を記録。機(jī)器を使わなくても、自分の五感で空気中のスモッグや粉塵を感じるほどだった。

この北京の記録的に深刻なスモッグは、2011年6月にこの街を襲った豪雨と同じように記録に刻まれるだろう。中國(guó)の急速な経済発展や都市化は、スモッグ事件も多くの人の目に表面的なすばらしさとして映すだろう。

このような広範(fàn)な範(fàn)囲に影響を及ぼす異常気象について「汚染はどこにでも流れていく、誰(shuí)も自分だけよい狀態(tài)ではいられない。止まることのない車(chē)の流れ、高くそびえる煙突、舞い上がる粉塵。私たちは見(jiàn)慣れながらも目を留めてこなかった。自分の家の中は問(wèn)題ないと勘違いしていた。PM2.5の危険性は、すでにどこからも入り込むスモッグと同じように私たちひとりひとりに影響を與えている。」と評(píng)論されている。

中國(guó)中央電視臺(tái)のニュース番組「新聞聯(lián)播」は12日、13日の2日連続でトップニュースでこのスモッグについて注目し、公用車(chē)の使用を減らし、市民には自家用車(chē)でなく積極的にＣＯ2削減や環(huán)境保護(hù)を心がけた行動(dòng)を呼びかけている。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」 2013年1月14日