北京?天津?河北、長江デルタ、珠江デルタ等の重點地域に屬する19省（自治區(qū)?直轄市）の47都市では3月1日より、大気汚染物質の特別排出規(guī)制を実施し、大気汚染物質の新規(guī)増加量を厳しく規(guī)制している。中國広播網が伝えた。

上述の各都市では3月1日以降、新たな火力発電、鋼鉄の環(huán)境アセスメントプロジェクトで、大気汚染物質の特別排出規(guī)制を実施している。また、石油化學、化學工業(yè)、非鉄金屬、セメント業(yè)界および石炭燃焼工業(yè)用ボイラーのプロジェクトは、関連の排出基準改定が行われ、規(guī)制値が明確化された後に排出規(guī)制が実施される。

中國社會科學院都市発展?環(huán)境研究所の潘家華所長は「スモッグなどの緊急事態(tài)発生時に規(guī)制や操業(yè)停止を実施するだけでなく、通常時でも地域の大気環(huán)境容量に基づき、汚染物の排出量を制限することが非常に大切」としたほか、「特別排出規(guī)制値は法により保障される必要がある。現在改訂中の『大気汚染防治法』では、大気汚染事故の罰金上限が取り消される見込みだ。これにより、汚染物質規(guī)制に向けた企業(yè)の投資が促進され、企業(yè)の社會的責任の向上につながると見られる」と述べた。

「人民網日本語版」2013年3月2日