米國(guó)防総省傘下の國(guó)防情報(bào)局は先般発表した報(bào)告書で、朝鮮の核兵器の開発は以前よりも危険度が高まっており、弾道ミサイルに搭載可能な核兵器を保有している可能性が高いと分析した。これに対し、ホワイトハウスのカーニー報(bào)道官は「朝鮮は核弾頭ミサイルを配備する能力はない」と反論した。

実のところ、朝鮮にその能力があるかどうか、アメリカは現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では結(jié)論を出せないのだ。ジェームズ?クラッパー米國(guó)家情報(bào)長(zhǎng)官は「朝鮮は世界で最も情報(bào)の把握が難しい國(guó)の一つである。金正恩第１書記が次に何をするのか把握できない」と述べている。

フランスメディアはこの発言に賛同し、「西洋諸國(guó)のスパイは朝鮮では手も足も出ない」と指摘した。米中央情報(bào)局（CIA）の工作員だったブルース?リーデル氏はかつて、「スパイが朝鮮に潛入することは不可能だ。朝鮮はインターネット環(huán)境が整っておらず、攜帯もほとんど普及していないため、有力な情報(bào)を摑むのが難しい」と話していた。

米國(guó)防情報(bào)局が朝鮮內(nèi)部の情報(bào)を収集する手段は、衛(wèi)星などの設(shè)備しかなく、到底十分とは言えない。ジョージタウン大學(xué)安全研究センターのマクスウェル教授は「衛(wèi)星や他の手段によって、大量の情報(bào)を集めることができても、最も肝心な情報(bào)を得ることができない。朝鮮の指導(dǎo)部の策略や最先端の設(shè)備を把握することができない」と話す。その上、朝鮮は西洋諸國(guó)のスパイをからかうことに長(zhǎng)けているという。1999年、アメリカ當(dāng)局は朝鮮が核施設(shè)を建設(shè)していると推測(cè)し、數(shù)々の困難を乗り越え、ようやく朝鮮の許可を取り付け、調(diào)査すると、それがただの大きな穴であることが判明した。「我々が見ているのは、朝鮮が我々に見せたいと思っている一面である。彼らは我々が監(jiān)視していることを知っている」とマクスウェル教授は指摘する。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」 2013年4月15日