世界保健機(jī)関(WHO)駐中代表事務(wù)所の職員は北京で4日、中國(guó)で相次いでいる手足口病の流行について、五輪大會(huì)への脅威となる可能性は小さいとの見解を示した。中國(guó)では手足口病でこれまでに25人の児童が死亡している。「中國(guó)青年報(bào)」が伝えた。 WHO駐中代表事務(wù)所のハンス?トレッドソン(Hans Troedsson)代表によると、手足口病の流行が北京五輪大會(huì)およびそのほかの競(jìng)技大會(huì)に脅威を與えることはない。手足口病は主に幼児に発癥する疾病だからだ。ただ、6~7月は手足口病の発生率が高くなるため、依然として注意が必要。気溫が高くなるにつれて感染者數(shù)も増加する可能性がある。 手足口病は世界の広い地域で流行している伝染病で、患者の多くは5歳以下の幼児。重癥になると高い死亡率を示し、深刻な危険性を持つ。中國(guó)の一部地域では最近、EV71(エンテロウイルス71型)感染による手足口病の流行が起きており、中樞神経系や呼吸器系の異常で少數(shù)の児童が死亡している。 「人民網(wǎng)日本語版」2008年5月7日 |