金メダルの期待がかかっていた柔道男子60キロ級の平岡拓晃が9日、初戦の2回戦でまさかの敗退を喫した。米國のウィリアムズ?マレーに敗れ、平岡の優勝の夢は散った。マレーもその後すぐに敗れたため、敗者復活戦に進むこともできず、メダル獲得には程遠い結果となった。「新華網」が伝えた。
五輪3連覇の野村忠宏をおさえて五輪の出場権を獲得した平岡の実力は並みではない。しかし試合前に病気やけがに苦しんだ上、この階級の日本人による4連覇への期待で想像以上のプレッシャーがかかっていたと予想される。一方、平岡を倒したマレーのこれまでの最高の成績はアテネ大會での同階級13位に過ぎない。
「人民網日本語版」 2008年08月09日 |