さらに、正常の訓練と演習である。これも一種の常態的な軍隊の実踐能力を高める方法である。「練兵千日、用兵一時」は、確かに軍隊の実踐能力を育成、維持し向上させるための基本的な方法だ。もちろん、それは決して自然で有効的ではなく、カギとなるのは、この種の訓練と演習が実戦に近いか否か、科學的に厳格か否かを見る必要がある。こうした訓練と演習の內容と要求はいずれも過去の実踐から総括、結論づけられた、つまり戦爭の中で最終的に戦爭に用いられたものである。
最後に、國際的な二國間、多國間による合同演習及び國際的な軍事及び準軍事行動に積極且つ主動的に參加する。例えば、國際テロリズムやソマリアの海賊取締り、平和維持活動、國境を越えた人道的な災害救援などだ。こうした活動を通じて、我々は地域の安全と國際平和及び協力の維持に貢獻できるだけでなく、その他の國との軍事交流と相互信頼を増強できると同時に、わが軍に學ぶ機會を提供し、わが軍の領土外での軍事任務遂行能力が高まることになる。
総じて言えば、軍隊の実踐能力の向上に最も重要なのは実踐であり、「戦爭の中で戦爭を學ぶ」ことでもあるが、これは決して唯一の方法ではない。マクロ的に見れば、平和な時代は常に戦爭の時代にあり、21世紀以降、我々が直面しているメインテーマは平和と発展だからだ。従って、いかに非戦爭の時代にあろうと、方法を盡くして軍隊の実踐能力を向上させることこそが、我々が解決のために力を入れなければならない現実的な問題である。
?チャイナネット? 2010年3月16日