格拉石油輸送管は青蔵高原に敷設(shè)され、世界で最も標(biāo)高が高く、最長(zhǎng)の石油輸送固定パイプラインである。格拉石油輸送管の完成は、西藏の長(zhǎng)期にわたる「牛糞で暖をとり、バターランプを使用していた」歴史に幕を降ろし、西藏経済の発展を促したことから、格拉石油輸送管は「生命線」、「血液線」、「幸福線」と稱されている。
この「生命線」の安全を維持するため、西藏軍區(qū)青蔵兵站部某管路大隊(duì)の兵士は、格爾木?拉薩間の100キロ以上の青蔵線沿線で年中勤務(wù)している。
標(biāo)高4000メートル以上の昆侖山の玉珠峰雪山の麓で、同大隊(duì)三中隊(duì)の兵士は石油輸送管の安全を守っている。彼らの毎週の通常巡回任務(wù)は、主に輸送管の老朽化狀況の観察、腐食や穴、溶接継目の亀裂、工事による想定外の破損の有無(wú)の點(diǎn)検などを含む。そのほかに、穴を開(kāi)けて石油を盜む違法行為の有無(wú)も観察している。さらに、周辺住民の生命の安全を守るという責(zé)任も擔(dān)い、突発的な災(zāi)害発生時(shí)にはすぐに救援任務(wù)を行う。
來(lái)る日も來(lái)る日も、毎年、彼らは昆侖山の美しい風(fēng)景のもとで輸送管に沿って往復(fù)している。