米首都ワシントンの21日の早朝は雨後とあって、涼しく快適だった。スミソニアン國(guó)立動(dòng)物園のジャイアントパンダ館に通じる交差點(diǎn)には、竹をかじるパンダの像が置かれている。頭には小さな青い誕生日の冠をかぶり、顎の下の赤い「よだれかけ」には「小奇跡が8月21日で満1歳になりました、誕生日おめでとう！」と書かれていた。

　1年前の今日、新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、米國(guó)滯在中のパンダ「美香」は22歳の高齢であったが、人工授精によりオスのパンダ「小奇跡」を産んだ。この中國(guó)語(yǔ)のピンインで読ませる名前は、世界各地の十?dāng)?shù)萬人のパンダファンのオンライン投票で選ばれた。動(dòng)物園側(cè)は、「小奇跡の誕生はコロナ禍の世界に喜びをもたらした」とコメントした。