大會は次のように考えている。中國の特色ある社會主義の道と中國の特色ある社會主義の理論體系、中國の特色ある社會主義制度は、黨と人民が長期にわたって奮闘し、創造し、積み上げてきた根本的な成果である。小康社會を全面的に実現し、社會主義現代化のテンポをいっそう速め、中華民族の偉大な復興を達成するには、必ず揺るぐことなく中國の特色ある社會主義の道を歩まなければならない。中國の特色ある社會主義の制度を、中國の特色ある社會主義の道および中國の特色ある社會主義の理論體系とともに黨規約に盛り込むことは、全黨が中國の特色ある社會主義についての認識を深め、中國の特色ある社會主義の內容を全面的に把握することに役立つ。それゆえ、全黨の同志は、黨が苦難をなめつくして切り開いたこの道、この理論體系、この制度をよりいっそう大切にし、長期にわたって堅持し、絶えず発展させ、この道?理論?制度への自信を固め、中國の特色ある社會主義の新たな勝利をかち取るよう努めなければならないと、大會は強調している。
エコ文明を建設することは、人民の福祉や民族の將來にかかわる長期的な大計である。エコ文明の建設を際立った地位に置き、それを経済建設?政治建設?文化建設?社會建設の諸方面と全過程に融け込ませ、麗しい中國を築き上げ、中華民族の永続的な発展を実現するよう努めなければならないと、大會は見ている。大會はエコ文明建設を黨規約に盛り込むことに同意し、さらにこれに対する解明をおこなって、中國の特色ある社會主義事業の全般的な布石をより完全なものにし、エコ文明建設の戦略的地位をより明確化させ、中國の特色のある社會主義事業を全面的に推し進めるのに役立てることにした。工業化、情報化、都市化、農業現代化の歩調をあわせた発展を促進することは、わが國の経済社會発展の直面している重要な課題である一方、小康社會を全面的に実現するための重要な戦略的措置である。また、より広範で、より十分かつより健全な人民民主を発展させ、中國の特色ある社會主義の法體系を整備することは、中國の特色ある社會主義の政治発展の道を堅持して、政治體制の改革を積極的かつ穏當に推し進め、社會主義の法治國家づくりを強化する上での客観的な必要である。社會主義の文化強國を建設し、社會主義の中核的価値體系づくりを強化することは、社會主義文化の大いなる発展?繁栄を推し進め、國の文化的ソフトパワーを強める上での必然の要請である。そして、調和のとれた社會主義社會を構築するには、民生の保障と改善に力を入れて取り組み、発展の成果がより多く、より公平に全人民に恩恵をもたらすようにすると同時に、社會管理を強化し、革新しなければならない。こうした內容を黨規約に盛り込むことは、社會主義の経済建設?政治建設?文化建設?社會建設の中味を豊かにし、全黨の同志がより自覚をもって黨の基本理論?基本路線?基本綱領?基本的経験?基本的要請をいっそう確固として貫徹して、社會主義の市場経済、社會主義の民主政治、社會主義の先進的文化、社會主義の調和のとれた社會、社會主義のエコ文明の建設を全面的に推進し、全國各民族人民を結束し、率いて、絶えず中國の特色ある社會主義の新たな勝利をかち取る上で重要な役割を果たすことになろう。