腐敗対策
政府公務員の腐敗は人々の最も関心を寄せている話題の一つとなっている。各種のアンケート調(diào)査にも、腐敗は人々が最も不満に思い、政府に解決を最も切実に願っている問題の一つでもある。長年來、中國共産黨は腐敗対策に対する取り組みの具合を強化し、共産黨中央政治局委員、上海市黨委員會書記の陳良宇氏を含む29名の閣僚級高官を処分したが、腐敗は依然として根絶していない。改革の深化につれて、経済、社會、利益構造が調(diào)整されつつあり、新しい社會矛盾と問題が現(xiàn)れ、腐敗問題は一部の分野で特にきわだつことになった。この執(zhí)政黨の生死存亡にかかわる問題を解決するため、中國共産黨は外國の市場経済條件下の腐敗対策の経験を參考にし、確固とした姿勢でさらに制度整備を重視し、権力に対する制約や監(jiān)督メカニズムを引き続き完備し、権力行使の透明度増大に努めている。2005年10月、中國は『國連腐敗防止條約』に加入し、2007年5月31日、國家腐敗防止局という専門の國家機関を設置した。腐敗防止に関する長期メカニズムの構築は中國共産黨の腐敗防止における新たな知恵だと多くの人たちに認められている。これは、第17回黨大會で「源から腐敗を防止する分野」と言われ、國が立法、司法、行政などの手段を総合利用して、腐敗を根絶することを意味するものである。
「チャイナネット」2007/11/08