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新疆の発展と進歩

七、國の統一と社會の安定を維持する


新疆の発展と進歩は、中華人民共和國という統一した多民族國家の中で実現されたものであり、安定した社會環境の中で実現されたものであり、各民族人民がともに団結、奮闘した結果でもある。國の統一、社會の安定、民族の団結がなければ、新疆のすべてはありえない。多年來、內外の「東突(新疆獨立運動)」勢力は新疆の各民族人民の福祉を顧みず、民族分裂主義を鼓吹し、新疆で一連の暴力テロ活動を畫策、組織し、國の統一、社會の安定、民族の団結をおびやかし、新疆の発展と進歩を大きく妨害し、破壊した。

「東突」勢力は長年にわたりたえず分裂活動を行っている。「東突」は「東トルキスタン」の略稱で、「東トルキスタン」という言葉は19世紀末期に出現したものである。20世紀初め、新疆の一部の熱狂的な分裂分子と宗教の過激勢力が「東突」という言葉をいっそう政治化させ、「東トルキスタン獨立」の「思想理論體系」をでっちあげた。新疆のさまざまな分裂分子は「東突」という看板を掲げて「東突」勢力をつくり、いわゆる「東トルキスタン國」分裂政権を設立しようと企んだ。20世紀30年代初めと40年代半ば、「東突」勢力は外國勢力の扇動、支持の下で公然と「漢族を殺し回族を滅ぼそう」、「漢族に反対し漢族を排斥しよう」などのスローガンを打ち出し、動亂を起こし、無辜の民をむやみに殺し、祖國の分裂、非合法政権の設立を企み、各民族人民の斷固とした反対に遭った。

新中國成立後、新疆は民族団結と社會安定の非常によい局面を作り出したが、舊中國から延命してきた「東突」勢力はなお存在し、地下にもぐって活動していた。外國の一部勢力の支持の下で、內外の「東突」勢力は何度も騒亂と武裝暴動を起こし、國を分裂させようと企んできた。20世紀90年代以降、テロリズム、分裂主義、過激主義の影響を受けて、內外の「東突」勢力は暴力テロ活動を主要な手段とする分裂活動に転じ、「東突」勢力のテロ體質がじょじょに世界に知られるようになった。2002年、「東トルキスタンイスラム運動」は國連安全保障理事會の制裁対象となるテロ組織リストに加えられた。ここ數年來、「東突」勢力は打撃を避けるために、「民主」、「人権」、「自由」という表看板を掲げ、百方手を盡くしてテロの罪を拭い去ろうとし、方法を変え中國に反対する分裂活動を続けている。2004年、「東突」勢力は海外で仲間をかき集めて「世界ウイグル會議」を設立した。以後、「東突」勢力はずっと分裂活動と暴力破壊活動を畫策している?!笘|突」勢力は分裂思想を吹聴し、「聖戦」を宣伝して吹き込むなど、イデオロギー分野への浸透を急いでいる一方で、暴力テロ活動にやっきとなり、海外に行って宗教過激思想や分裂思想、暴力テロのスキル訓練を受けるよう、中國國內の一部の人びとを組織しそそのかし、また中國國內の過激分子に対し、爆発、毒投入などの手段を使って、幼稚園、學校、政府などを対象にテロ事件を引き起こすよう、あるいは中國の武裝力や政府部門を襲撃するよう公然と呼びかけている。

2008年以來、「東突」勢力は一連の新たな破壊活動を始め、北京オリンピックを標的に相次ぎ數件の暴力テロ事件を起こした。特に2009年7月5日に新疆ウイグル自治區ウルムチ市で発生した「毆打、破壊、略奪、放火」のゆゆしい暴力犯罪事件は、內外のテロリズム勢力、分裂主義勢力、過激主義勢力が入念に畫策し、組織したものであり、各民族大衆の生命と財産に大きな損失をもたらし、現地の正常な秩序と社會の安定をぶち壊した。事件発生後、中央政府と自治區政府、中央と國家機関の関係部門、軍隊と武裝警察部隊は、各民族の幹部と大衆にしっかり依拠し、社會の安定と社會主義法制、人民大衆の根本的利益を決然として守り、斷固たる措置をとって、法律に基づき暴力犯罪行為を阻止し、事態を迅速に沈靜化させ、ウルムチの社會の安定を回復させた。

「東突」勢力は新疆の発展?安定にとり重大な脅威となっている。

「東突」勢力は新疆の各民族人民の生存と発展という基本的人権をひどく侵害している。20世紀90年代以來、「東突」勢力は多くの暴力テロ活動を組織、実行し、新疆の各民族人民の生命と財産の安全をゆゆしく侵害した。おおまかな統計によれば、1990年から2001年までに內外の「東突」勢力は爆発や暗殺、毒投入、放火、襲撃、騒亂、暴動などによって、中國の新疆域內で200件以上の暴力テロ事件を起こし、各民族の大衆、末端幹部、宗教者など162人が死亡し、440人以上がけがをしている。また2002年以降、相次ぎ新疆で多くの暴力テロ事件を引き起こしている。ウルムチ「7?5」事件は各民族人民の生命と財産に大きな損失を與えた。2009年7月17日現在、死者は197人(そのうちほとんどが無辜の大衆)、負傷者は1700余人、壊されたり、焼き打ちされた店舗は331軒、同自動車は1325臺で、大量の市政公共施設が破壊された。

「東突」勢力は新疆の経済成長をはなはだしく妨害し、破壊している。1、投資環境がひどく破壊され、外からの新疆への投資が大幅に減少した。1997?1998年の暴力テロ犯罪の多発期に、新疆の経済成長は明らかに減速したが、とりわけ投資導入が下がる傾向となり、多くの外國企業が続々と投資を撤回し、新疆の発展のチャンスが大いに失われた。1997年2月5日、テロ組織が伊寧で破壊?略奪事件を起こすや、伊犁地區の経済は一時的に大幅に下降し、不動産市場が不況となり、稅収が大幅に落ち込み、多くの投資家が伊寧の投資環境に疑問を持つなどして、発展し始めたばかりの伊寧経済技術開発區は一時半麻痺狀態に陥り、経済狀態がひどく悪化した。2、新疆の観光業が直接打撃を受けた。観光は新疆の重要な産業であるが、ウルムチ「7?5」事件は新疆の観光業にかなり重大な打撃を與えた。一時期観光客が急減し、収入が大幅にダウンした。3、貴重な資源を分散させてしまった。國の安全と社會の安定を守るために、暴力テロ犯罪の防止と取締りに多くの人力、物資、財力が投入された。4、新疆の対外交流に悪い影響を與えた。新疆の國際通路の建設や対外貿易などが深刻な影響を受けた。

「東突」勢力はまた地域の安全と安定の枠組をおびやかしている。「東トルキスタンイスラム運動」を代表とする多くの「東突」テロ組織は長期間にわたり中央アジア、南アジアなどの地域で活動し、これらの地域で暗殺、放火、警察襲撃など多くの暴力テロ事件を起こし、さらにひそかに國際テロ組織によるテロ活動に參加し、関連國家の平和?安定をおびやかしている。

「東突」勢力が新疆の各民族人民に対して行った暴力テロ活動は、中國の憲法と法律に対する公然とした挑戦であり、反社會、反人類のゆゆしき暴力犯罪行為である。國家の統一は新疆の各民族人民の根本的利益の依って立つところであり、社會の安定は新疆の発展?進歩の前提でありまた保障でもあり、民族の団結は新疆の各民族人民の生命線である。民族の団結は各民族人民の幸福であり、民族の分裂は各民族人民の禍である。中國政府が法律に基づき「東突」勢力の破壊活動をとり鎮め、新疆の発展?進歩のために安定した和やかな社會環境をつくり出すことは、新疆の各民族人民の共通の願いに合致しており、各民族人民の心からの擁護と大いなる支持を得ている。